海にいるお魚さんのおはなし
あるところに
○○くんと○○ちゃんというお魚さんがいました。
二人はとても仲良しでしたがどこへ遊びに行くかで喧嘩してしまいました。
○○くんが「ぼくは深い深い海に行きたい!」
○○ちゃんは「わたしはサンゴ礁がきれいな浅瀬に行きたい!」
と言いました。
二人はあまり喧嘩をしないのでこんなに言い合いになったのは初めてです。
そこへ大きなクジラさんが来て言いました。
「二人共、相手はなぜそこへ行きたいのか聞いたかい?ふたりで行きたいところの良いところを話して今日行きたい理由をはなしてみよう。自分の思いを相手に知ってもらうのはとても大切だよ」
と言いました。
するとふたりはゆっくりと話し始めました。
○○くんは「今日は冒険してみたい気分なんだ。深い海は暗くてドキドキするから冒険してる!!って思えてすごく好きなんだ。」
○○ちゃんは「今日はきれいな景色が見たい気分なの。サンゴ礁はとってもきれいですてきなんだよ。お友達もたくさんいるからたっくさん遊べるしね!」
とふたりはそれぞれにしっかりと自分の気持ちを言うことができました。
そしてふたりは思いました深い海も浅い海もすてきだなって。
朝は深い海はまだ真っ暗です。冒険するにしても少し怖いなと○○くんは思いました。
そして浅い海はお昼寝の後だと少し熱いんだよなと○○ちゃんは思いました。
ふたりはこれを相手に伝えたら今日行けなくなるかもしれないと思いとても悩んみました。
しかし思っていることを伝えることはくじらさんが大切だと言っていたし・・・と思い思っていたことを相手へ伝えました。
○○くん「実は…朝深い海に行くのはちょっと怖いんだ」
○○ちゃん「実は私もお昼は浅い海が暑いなって思ってたの」
そしてふたりは思いつきました!
○○くん、○○ちゃん「朝浅い海に行って、お昼寝の後深い海に行こう!!」
ふたりとクジラさんは声が揃ったことがおかしくて大笑い。
そしてふたりは相手の気持ちを聞くこと、そして相手へ自分の気持ちを伝えることの大切さをしりました。
ふたりは「クジラさんありがとう!喧嘩したけどちゃんとお話しできたよ!」
クジラさん「ふたりがちゃんと自分の気持ちを言えて相手の話も聞いて上げれクジラさんも嬉しいよ。ありがとう。これからも喧嘩した時はゆっくりお話ししてみてね。」
といいました。
○○くんと○○ちゃんはクジラさんにもう一度
「ありがとう!」
と大きな声でいい二人仲良く遊びに行きました。
おしまい。
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